社会保険労務士の選び方

ところで、「社会保険労務士ってどんなことをやってくれるの？」という問いに対して、多く思い浮かぶのは、『「社会保険」「労働保険」の手続きの代行をやってくれる人』というそういう風に返答する人が多いのではないでしょうか？

確かに、会社にとって手続きの仕事も大事な仕事の一つですし、今でも「社会保険労務士」の仕事の主流になっているといっても過言ではありません。

もちろん、私たち「社会保険労務士」の仕事は、それだけではありません。むしろ、その仕事は私たち「社会保険労務士」にとっては仕事のほんの一部にすぎないのです。

「社会保険労務士」の仕事は、おおまかにいうと次の５つに集約されます。

弁護士さんが得意としている法令分野があるように、以上のように専門分野が広いため弁護士さん同様、私たち「社会保険労務士」も多くの先生方が、得意としている専門分野があります。

その専門分野ですが、特定の業種を得意としている先生もいらっしゃいます。

それとたくさん恥をかいている先生もよい先生といえるかもしれません。

「たくさん恥をかいた先生がいい先生っておかしくないだろうか・・・？」そう思われるのは当然のことでしょう！

多くの国家資格がそうであるように、社会保険労務士試験に合格し、社会保険労務士の資格を取得したからといって、総務部や人事部あるいは社会保険労務士事務所で働いていた経験がある人以外は、すぐに実務ができるわけではありません。

なんでも、わからないことに挑戦することはそれなりに多くのエネルギーを使うものです。わからないことに多くチャレンジすれば、それなりに恥をかくこともあるでしょう。
たくさん恥をかいた先生もよい先生といえる方が多いのではないでしょうか・・・!?

よって、「社会保険労務士」を選ぶときは、今、会社にとってどういうことが問題になっているのか、そして、そのことを解決するために必要な専門知識があり、その問題点を解決してくれる先生を顧問として契約することです。その中で、より多く恥をかいた先生であればなおよい先生といえるかもしれませんね。